| RINGOMUSUME. Power Live 2005 in 弘前Mag-Net |
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東北新幹線は特に問題なかったものの、八戸に到着した時点で青森以西の奥羽本線が不通である事が判明。ひとまず青森までは出られたものの、奥羽本線は復旧の見通しが立たず、弘前まではバス代行運転となる事が告げられる。
しかし、当方が考えていた以上に、北国の道路&車は平然と運行されている事に驚く。 ◆会場
ホテルにチェック・イン後、慌てて荷物を取りまとめ、これまたタクシーで会場へ。
客層は老若男女、幅広い年齢層となっており、小さい子供連れのご家族の姿も多々、見られた。開場と同時にパイプ椅子は見事に埋まり、後方の喫煙コーナーや、階段部分などには、立ち見の方が多数、陣取っていた。 ◆津軽のふるさと (アカペラ) 定刻にライブ開始の告知放送 → 場内暗転。先日の「Aomoriりんご感謝祭」にて、「Power Live 2005」の開催告知が行われた際に流れていた、バスドラムを基音としたリズムが刻まれる中、向かって左の舞台袖から、しずしずとりんご娘.が登場。照明がうっすらと点灯し、りんご娘.の姿が浮かび上がる。なんと「焼きりんご」のジャケット撮影で使われた、晴れ着を羽織っているではないか。ライブでは初の着用か?(少なくとも当方は初見) ほのかに薄暗い照明と晴れ着が相まって、妖艶な空気を漂わせながら、マイクのみを使用したアカペラの本曲にて、Power Live 2005の開幕となった。 ◆A.D.D.
津軽のふるさとを歌い終わり、客席に背を向けた「りんご娘.」。
この一瞬の演出にも艶やかさを感じたが、ステージに灯が入り、目を見張った。 そんなレッドさんに衣装にしてやられて、楽曲そのもの印象が残っていないが、普段はアカペラで歌われる本曲に、今回は軽やかな伴奏がついていた。(ハズ?) ◆りんごの唄
前曲から引き続き、レッドさんのおみ足が目に眩しい、眩し過ぎる!
古風な歌詞と、健康的なエロスの融合。無論、レッドさんの衣装からのみ生まれたものではなく、ジョナさんや金星さんの躍動する身体とキレの良さからも発散される、自然なエロスがあっての話。 ◆MC.1 -> 踊る会 リターンズ?
「皆さん、あけましておめでとうございます。りんご娘.です!」が、本年の第一声。会場からは、万雷の拍手が飛ぶ。自己紹介から、次の楽曲「焼きりんご」の紹介へ。
ツイスト → モンキーダンス → ぐぃん、ぐぃん(!!)のバリエーションを組み合わせた踊りであること、踊りのポイントなどを、りんご娘.が実演を交えながら、丁寧に解説して行く。
その後、客席から二名のお客さんがステージ上に連行されて、なんとケノシルの伴奏付きで、習ったばかりの振り付けを観客の皆さんに披露。これは滅多に出来ない貴重な体験? ◆焼きりんご
「では、皆さん、間奏で踊って下さいね。焼きりんごー!」で、焼きりんご。
お約束の間奏では、観客の皆さんが、揃ってツイスト → モンキーダンス → ぐぃん、ぐぃん(笑い)。お互いの振り付けを目にしたからか、会場のあちこちで小さく笑い声がこだまする。 ◆ケノシル・ショー / スイートメモリーズ?
「ここで、バックバンドのケノシル・ショーをお楽しみ下さい」とのことで、りんご娘.が客席を煽り、大きな声で「ケノシル・ショー!」と数回コールをかけてから、袖に下がる。
ステージ上には椅子が用意され、hiroさん、シュウ(注1)さん、ボンバイエさんが、生ギターを抱えて座り、hiroさんのボーカルで、「スイート・メモリーズ」(だったと思う)が切々と歌われ始める。 ◆Fly High 衣装替えをして(だったと思う)、りんご娘.再登場。「ケノシルの‥‥‥というか、hiroさんのオンリー・ショーだったね」などと嬉しそうに突っ込みを入れながら、ケノシルの面々がスタンバイするのを待って、本曲へ。 いつ見ても、いつ聞いても躍動感が溢れる本曲。今回の会場のように、きちんとしたステージが用意されていると、特徴的な腕を振り上げる動作や、身体の前で指をクルクルッと回す仕草などが、より一層、映えて見える。バンド伴奏特有の、生音の勢いの良さが、歌声を効果的にアシストしているのも見逃せないポイントであろうか。 ◆MC.2 弘前の冬だったか、今の季節だったかをネタにして話しているうち、レッドさんが徐々に脱線。ジョナさんが「皆さん、ごめんなさいね、この子、帰国子女なもので、日本語がおかしくて‥‥‥」と、フォローになっているのか、なっていないのか分からないようなフォローを交えて、会場を暖めていた。
「帰国子女じゃないもん!」と叫んだレッドさんながら、直後に「てにおは」がこんがらがったようなコメントをして、「やっぱり帰国子女じゃん!」と、ジョナさんに再度、突っ込まれていた。 ◆雪のブルース
ケノシルのキーボード担当・トモさんの伴奏を中心に、悲恋(かな?)を切々と歌い上げた楽曲。 ◆プラネタリウム
正に冬の季節を象徴するような本曲。
手話というアプローチには、健聴者以外への暖かい眼差しが込められているのではないかと思うので、持ち歌全曲は流石に難しいにしても、何曲か手話バージョンの振り付けを準備しておく事が、今後、毛色の違う新しい出会いをもたらす縁へと、繋がるような気がする。 ◆休憩 (約10分)
「ここで第一部は終了です。10分間の休憩です」とのことで、りんご娘.が袖に下がる。 ◆第二部 開演 → レッドさんヒストリー
第二部の開演が告げられ、場内が暗転。すると正面のスクリーンに、既存有名曲を歌う幼い表情のレッドさんが映し出された。かと思うと、現在のレッドさんが様々なインタビューに応える映像へ。そして又、幼い表情の映像へと切り替わって、の繰り返し。
惜しむらくは、ライブハウス備え付けの液晶プロジェクター(SHARP XV-Z4050?)が、性能的に旧世代に分類されるシロモノであったため、輝度とコントラストのバランスが悪く、クッキリした映像にならなかった点か。 ◆プレイバック パート2 / レッドさん・ソロ
「将来の夢は‥‥‥、専業主婦!」という、映像の中のレッドさんの受け答えで会場が沸き、ケノシルが演奏を開始。舞台袖からは、レッドさんが一人で登場。どうやらソロ・コーナーであるらしい。 それに輪を掛けて、レッドさんの歌声が素晴らしかった!本曲に特徴的に織り込まれている、捨て台詞のような、オトコ心を挑発するかのような歌詞が、今日の小悪魔的なレッドさんに、ものの見事にハマっていたとしか表現のしようがない。「今日のレッドさんになら、睨まれながら思い切り頬を張られても良いなー」などと、フトドキ千万な事を思い浮かべていたのは、果たして私だけだろうか? ◆金星さんヒストリー レッドさんが一礼して袖に下がると、今度は金星さんヒストリーがスクリーンに映じられる。と、インタビューを受ける金星さんが、画面の下からぬぅぅ〜うという感じでフレーム・イン。撮影時に、わざわざしゃがんでいたのだろう情景を想像すると、非常に可笑しい。 レッドさんと同様に、オーディション時の映像も登場したが、その時点で歌が上手い。無論、今現在の方がより上手くなっているのだけれども、土台に大きな変化が無いというか、歌うという事に関しての自力が飛び抜けていたような印象を受けた。「焼きりんご」で、メイン・ボーカルに抜擢されたのも、納得の一語。 「何時もクールで知的な私ですが、そうじゃない私を見て下さい」とインタビューを締め括っていたが、金星さんが割と「オトボケ」であらせられる事は、何回かステージを拝見すると良く分かる。そういう姿を、たまーにだけ、ポロッとこぼして見せてくれる辺りが、金星さん最大の魅力ではないだろうか。 ◆飾りじゃないのよ、涙は / 金星さん・ソロ
そして演奏が始まる。かなりのアップテンポ。舞台袖から弾むように金星さん登場。躍動するキモチを抑えられず、身体全体から発散している雰囲気。両手を頭の上で打ち、観客に拍手を煽る。
言葉を紡ぎ、重ねるように畳み込んで行く本曲は、ブレスのタイミングが非常に大切で、少しでもそれがズレてしまうと、息も絶え絶えで歌うハメに陥るのだが、金星さんは正確に、リズムを刻むようにブレスを取って、この難曲を堂々と歌い切っていた。 ◆ジョナさんヒストリー 年齢的には一番若いものの、りんご娘.歴は一番長いため、トリと飾る事となったジョナさん。しかし、映し出されたオーディションの映像を見て、驚愕。忌憚なく述べてしまうが、歌が下手という以前に、歌っている姿そのものに、今のような元気の良さ、覇気が、全く感じられない。今現在の姿が、インタビューとして差し挟まれると、とても同一人物とは思えないので、戸惑いのようなものさえ感じてしまう。
しかし、裏を返して見てみれば、加入時点の力量如何に関らず、諦めずに日々の鍛錬を重ねて行けば、ステージの上で眩いばかりのオーラを放つ事が出来るようになるんだと、正にジョナさんが現在進行形で証明しているのではないか。 「好きなタイプはですね、背が高くて、スノボが出来て、お金持ちで、サングラスの似合う、哀川翔みたいな人!」 ん〜、ジョナさん。その夢を実現させるのは、ちょっと大変じゃないか?(苦笑) ◆ボヘミアン / ジョナさん・ソロ
レッドさんと金星さんが、元気一杯の中に愁いを込めるようなイメージで歌ったと評するなら、ここでのジョナさんは、元気を胸の中に秘めながら、愁いを前面に出した雰囲気で歌唱してくれた。
しかし、このソロ・コーナー、「音」故知新とでも表現したくなるような、大人には懐かしく、少年少女には新しく聞こえる楽曲ばかりを、よくもまぁ巧みに選曲しているものだと、感心しきり。 ◆ケノシル・メンバー紹介?
ジョナさんがステージ袖へ下がるのと前後し、いきなり「冬のソナタ」のメイン・テーマが鳴り響く。何故か客席からは笑い声。いや、当方も思わず笑ってしまったが。
続いては、ベースを担当されているボンバイエさん登場。ボソッと自己紹介された後、「りんご娘.に、一言」と問われ、「えーっと‥‥‥、特に無かったです」。 その後、キーボード担当のトモさん(彼氏募集中、だそうな)、バンドマスターで作詞作曲も手掛けられているギターのhiroさん(撮影時、お疲れだったご様子?)とインタビューは続き、再度「冬のソナタ」のメイン・テーマが流れる中、シュウ(注1)さんの「りんご娘.と共に、我々も頑張ります」とのコメントが流されて終わり‥‥‥と思っていたら。 ◆誕生、スーパー・ケノシル!
スクリーンに「今日、ケノシルに新しいメンバーが加わる」との表示。
津軽三味線担当:渋谷和生氏、鮮烈のケノシル加入、そしてデビューの瞬間であった。 ◆Give Me Power 渋谷氏の津軽三味線独奏から、流れるように本曲へ。津軽三味線を取り入れたという謳い文句が掲げられていたが、今までは生バンドという形でその魅力を示す事が、残念ながら出来ずにいた。しかし今日、Power Liveという最高の舞台で、多分、誰よりも「りんご娘.」が待ち望んでいたであろう、津軽三味線の加わった生演奏が実現したのである。これは、単純明快に感激の一瞬。
津軽三味線の渋谷氏と、同時に「ケノシル」に加わったフルート奏者二名の方(名前失念!)の演奏も交えた本曲は、想像していたよりも柔らかい、温かみのある楽曲になっていた。 ◆MC.3 渋谷氏、フルート奏者二名が加入した興奮が冷めやらぬ中、りんご娘.が「皆さんに紹介します。スーパー・ケノシルです!」。当然ながら、再度、万雷の拍手。 そんな雰囲気の中、「スーパーが付いた事を記念して、私達がメンバーの新しい名前、あだ名を考えて来ました」という話になる。どうやら「スーパー・ケノシル」のメンバー以外がグルとなり、密かに進行させていたネタのよう。「スーパー・ケノシル」のメンバーは、表情に動揺がありまくり。
「hiroさんは、ヒロぴょん!(だったかな?)」などなど、若い女の子が考えた風な、ビミョーなあだ名を書いた首から下げる形の「あだ名札」をメンバーに配って歩く「りんご娘.」。 ◆Jonkara 津軽三味線が加わった事で、満を持して演奏された本曲。生三味線の弾きのテンポに合わせてか、Aomoriりんご感謝祭で耳にした時よりも、随分と曲調が速い。
しかし、エレキバンドに三味線、フルート、そして「りんご娘.」。一見、拒否反応を起こしそうな取り合わせが、津軽というキーワードを介する事で、見事に融合している。
「りんご娘.」に目を移すと、腕を横に、真一文字に伸ばす振り付け、特にメンバーの二の腕の美しさに、思わず見惚れてしまう。 ◆津軽弁講座 / 津軽のヨーカドー 猫?の着ぐるみ寸劇を挟んで、「津軽弁が分からないと、面白くないだろう」と考える向きもあるかもしれない本講座へ突入。しかし、そんな事を言い出した日にゃ、「じゃぁ日本では英語の歌(洋楽)は、ほとんど聞かれていないの?」という話になる訳で(例えが極端?)、重要なのは津軽弁の意味が分かるか、分からないかではなく、標準語にはない、方言ならではの語感の楽しさを聞かせられるか、という部分にあるのではなかろうか。
そういうキモの部分さえ外さなければ、関東人でも宇宙人でも(!?)、十分に楽しむことができる企画であると思うし、この日も津軽弁で語る部分は元より、ケノシルの演奏と相まって、「津軽のヨーカドー♪」とオチを付ける部分で、大きな笑いが巻き起こっていた。 目標である紅白へ出場した暁には、楽曲を「りんご娘.メドレー」とかに仕上げて、曲間には是非とも本講座を差し挟んで、お茶の間に「津軽のヨーカドー♪」を届けて欲しい。(NHKは固有名詞の使用に五月蝿いから、難しいかな?) ◆Love & Soldier
「Give Me Power」同様に、ライブにおける津軽三味線の導入が待たれていた一曲。 ◆りんごのキモチ
締めは、覚え易く歌い易い上に、詞に込められた郷土への想いなどが、絶妙なバランスを保っている、この一曲。爆発するという程ではなかったが、終幕を感じ取ってか、会場の熱気も程好く上昇。 フルートに負けず劣らず、「りんご娘.」のコーラスも絶妙の柔らかさと強さを保ち、終幕へと突き進む。そして、何時ものように可愛い振り付けから、「ヘイ、ヘイ、ヘイ♪」で、決めのポーズ。
大きな拍手の中、一礼する「りんご娘.」に、花束を贈呈する人の姿も。 ◆星のかけらを探しに行こう / アンコール アンコールに応えて、「りんご娘.」が再登場。スーパーが付かない「ケノシル」の面々がスタンバイするのを待って、アンコール曲へ。
本曲は、派手な伴奏などはなく、「りんご娘.」のコーラスを中心に聞かせる構成にしていたようだが、サビを歌い始めた辺りから、コーラスが乱れ始める。「ん?」と思って注視してみると、なんと金星さんが大粒の涙を流しているではないか。これには、「あぁー‥‥‥」という感じで、非常に胸を打たれた。
こうして、図らずも金星さんが「知的でクール」なだけではない事を証明してしまった涙だが、何が金星さんのキモチをそうさせていたのだろう?辛かった練習の日々を思い返していたのか、多くの観客に囲まれた喜びの発露だったのか、それとも‥‥‥。
因みに、当方も貰い泣きしそうになったのだが、応援する我々が涙を流すのは、憧れの舞台:紅白歌合戦のステージに「りんご娘.」が立った時だろ!と自らに言い聞かせて、必死に涙を堪えた。 ◆MC.4
再度の盛大なアンコールを受けて、「りんご娘.」が再々登場。
ここで、本当は一緒に泣きたかったであろうジョナさんが孤軍奮闘。 ともあれ、「飾りじゃない涙」を流した金星さん、貰い泣きしたレッドさん、孤軍奮闘で二人をフォローしたジョナさん、三人ともステキでしたよ。 ◆エアポート / アンコール
「全国へ、大きくはばたいて行きます!」という宣言から、本曲へ。 三人が両手を天に掲げる仕草などは、オボロゲながら見え始めた、栄光の光を掴み取るという意思表示のようにも見えた。本曲の歌詞の通り、青森から巣立って、大きく大きく育って、そして胸を張って凱旋して来るような、そんな存在になって欲しいものだ。 ◆終幕 → 撮影会
再々度のアンコールの声も上がっていたが、会場に灯が入り、正式にライブ終了が告げられる。 その後、販売所前のスペースにて、即席の撮影会。今回は青森放送のテレビ取材などが入っていたため、かなり本格的なライトが点灯されていたが、撮影希望者もかなりの人数にのぼり、互いに場所を譲り合ったりしながら、自由にシャッターを切っていた。
この辺は、H.A.S.P.さんの寛大な対応に、心から感謝したい。
事実とは異なる表記があるかもしれませんが、ご了承下さい。 |