♪トレインをショートバージョンで歌い終えると、そのまま流れるように、♪だびょん。
♪トレインのサビで吹っ切れたのか、レットさんの歌い出しも、それを引き継いだジョナさんの歌声も、ようやく青森で見聞きするそれと、遜色なくなった。
「それでは、皆さん、右手を上げて、ご一緒にー!」という金星さんの掛け声を受けて、なんとアルプスおとめまでが、ステージ最前部まで駆け寄って来て、身を乗り出して、だびょん、だびょん。
これには周囲から笑い声も漏れていたので、多分、手を掲げて、だびょんをしてくれていたのだと思われる。(前方の席だったため、会場全体の雰囲気は分からなかった)
♪だびょんの振付自体は、大きく変更は加えられていなかったようだが、いつもやっている事を、いつも通りにやるという事の大切さ、凄味を、この後、延々一時間半ほど、噛み締める事になろうとは、この時点では知る由もない。
その位に、りんご娘もアルプスおとめも、普段着のままの姿を、しっかりと演じてくれていたと思う。
因みに、♪だびょんで特に印象的だったのは、センターの位置で踊っていた、アルプスおとめの三上さんと、その隣の佐藤さん。
アルプスおとめに加入して、一番日の浅い三上さんだが、ここ最近のステージで魅せてくれる腰のキレ具合と、終始絶える事のない笑顔がとても良い。
佐藤さんは、無骨ながら今まで積み重ねて来たものを、キッチリ魅せようとする必死さが、ある種のキュートなオブラートに包まれて、自然に伝わって来るのが心地好い。
りんご娘は言うに及ばず、他のアルプスおとめ達も、十分に魅力を発散していて、単にりんご娘のステージに華を添える役目だけに終始していなかった事が、この後のコーナーで証明される事となる。